【第1問:2019年の日本の世帯に関する問題】
問題文:
2019年(平成31年、令和元年)の日本の世帯に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
選択肢:
1. 平均世帯人員は、3人を超えている。
2. 世帯数で最も多いのは、2人世帯である。
3. 単独世帯で最も多いのは、高齢者の単独世帯である。
4. 母子世帯数と父子世帯数を合算すると、高齢者世帯数を超える。
5. 全国の世帯総数は、7千万を超えている。
正解:2
解説:
– 選択肢1:× 平均世帯人員は2.39人(2019年国民生活基礎調査)
– 選択肢2:○ 2人世帯が1,657万9千世帯で最多、次いで単独世帯1,490万7千世帯
– 選択肢3:× 単独世帯の内訳は、高齢者736万9千世帯、非高齢者753万8千世帯
– 選択肢4:× 母子・父子世帯合計72万世帯で、高齢者世帯1,487万8千世帯より少ない
– 選択肢5:× 2019年の全国世帯総数は5,178万5千世帯
【第2問:地域福祉を推進する団体に関する問題】
問題文:
社会福祉法に基づく、都道府県や市町村において地域福祉の推進を図ることを目的とする団体として、正しいものを1つ選びなさい。
選択肢:
1. 特定非営利活動法人(NPO法人)
2. 隣保館
3. 地域包括支援センター
4. 基幹相談支援センター
5. 社会福祉協議会
正解:5
解説:
– 選択肢1:× NPO法人は特定非営利活動促進法による団体
– 選択肢2:× 隣保館は第二種社会福祉事業の施設
– 選択肢3:× 地域包括支援センターは介護保険法に基づく機関
– 選択肢4:× 基幹相談支援センターは障害者総合支援法による機関
– 選択肢5:○ 社会福祉協議会は社会福祉法第109条・110条に基づき設置
【追加解説】
1. 世帯構造の変化について:
– 核家族化の進行と単独世帯の増加が特徴
– 高齢化に伴う高齢者世帯の増加
– 晩婚化・非婚化による若年単独世帯の増加
– 世帯の小規模化が続いている
2. 社会福祉協議会の役割:
– 地域福祉の中核的な推進組織
– ボランティア活動の支援
– 各種相談事業の実施
– 福祉サービスの開発と提供
– 地域のネットワークづくり
– 共同募金運動の推進
– 災害時の支援活動
3. 各支援センターの連携:
– 地域包括支援センター:高齢者支援
– 基幹相談支援センター:障害者支援
– 社会福祉協議会:地域福祉の総合的推進
これらの機関が連携することで、包括的な地域福祉体制を構築しています。
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動画生成: NoLang (no-lang.com)
VOICEVOX:波音リツ
Images:
140405 Tsu Castle Tsu MIe pref Japan01s by 663highland, CC BY 2.5 (https://commons.wikimedia.org/wiki/File:140405_Tsu_Castle_Tsu_MIe_pref_Japan01s.jpg)
All yellow household jumble 2020-03-28 Focus stack by Franz van Duns, CC BY-SA 4.0 (https://commons.wikimedia.org/wiki/File:All_yellow_household_jumble_2020-03-28_Focus_stack.jpg)
Household Division Badge and TRF by This vector image includes elements that have been taken or adapted from this file:, CC BY-SA 4.0 (https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Household_Division_Badge_and_TRF.png)
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